おやすみなさい

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宇宙の「果て」になにがあるのか

「 一体宇宙の果てには何があるのだろうか?」

 

 

自然科学に対する知的好奇心が旺盛な人は、宇宙にたいして魅力を非常に感じるだろう。

その宇宙の果ては一体どうなっているのだろうか?というのが本書の内容である。

 

宇宙の果てと言ったときに、ただ単に「果て」と言っても

・時間的な果て

・空間的な果て

・未来の極限に関する果て

・過去への果て

・人間が観測できる果て

・実在する宇宙の果て

 

など様々であるが、本書でいう果ては

実在する宇宙の未来と過去の時空的な果てを考えるといったことである。

 

今の科学でわかっている果てを記述しつつ、将来の展望を書いてある。

 

 

だがしかし、本書に書いてある内容はほとんどが、これまで沢山ブルーバックスから出されてきた宇宙論の本と書いてある内容は全く変わらない。

 

まずは相対性理論の話をして、重力の特異的な性質を述べる。

そしてビッグバンやインフレーションの話。

 

最後は暗黒エネルギーや暗黒物質の話をして終わり。

 

あんまり新しいことは書いてなかったかな。